20140805 of Central Sun Ascension Report

2014/8/4 宇宙交流会

このメッセージのいいねポイントは

魂が心の深いレベルで感動することを行なう


①肉体が魂を目覚めさせる

私たちは光のマスターとしてお話をいたします。皆さん方とはすでに何度もここでお話をしたことがあります。皆さん方の意識がなかなか上がっていかない、意識レベルがそれほど変化しない、こういう状況についてお話をしていきます。

今の皆さん方は肉体という身体を中心にしてものごとを考え、毎日の生活を行なっております。この肉体は皆さん方が先祖から受け継いできたDNAによる肉体の特徴と、魂の世界から発せられるカルマ的なエネルギー、そして自分の人生の間で身につけてきた心の習慣、これらによって毎日の人生が送られております。

自分自身の価値観は先祖から受け継がれている身体に染み付いた価値観と、自分のこれまでの人生で身につけた心のレベルの価値観、そして魂の世界から送られてくるカルマ的なエネルギー、これらが皆さん方が自分と思って行動している原動力になります。私はこう思う、私はこう考える、この私という主体が心、魂、先祖からのレベルで与えられており、本当の自分とは何なのか、常にこれに皆を考えさせるように現実がつくられていきます。

自分の心のレベルで感じている自分という正体、私はこういうことが好き、私はこうしたい、私はこういったことをやってみたい、こういう私という考えは、自分のこれまでの人生の中でつくられてきた「私」という概念でつくられており、この肉体を通して感じることができる唯一の確信できる私という正体になります。

この私という正体は自分の心や先祖から受け継がれてきたさまざまな形の私が組み合わさって私をつくっており、本当の私はどこにいるんだろう、本当の私は何を望んでいるのだろう、本当の私は今、何を考えているんだろう、そう考えても自分の頭で考えている限り、それ以上進むことはありません。

本当の自分に一度でも触れない限り、今の私が違う私だということに気がつくことはありません。本当の自分に触れるということはどういうことか。皆さん方がほかの人から親切にしてもらったとき、心からありがたいと思う。この心からありがたいと思っている自分は本当の自分なのか。それともこれまでの習慣で身についてしまった肉体レベルの自分なのか。

本当に心からありがたいと感謝するとき、いわゆる魂のレベルで何か、本当に心の奥底からこの行為にとても感謝を感ずる、ただのありがたみや喜びでは表現できず、奥深い何かを感じる、ぜひこの人に何か恩返しをしたい、このままでは何かうまく表現できず何かをしてあげたい、こういう強い思いが心から沸き起こるときは、魂レベルで確実に何かを感じているときです。

単に何かをしてもらって、ただありがとうという普通の返事、ただ助かった、ただ良くしてくれた、この程度の感謝の心は心のレベル、肉体のレベルでつくられたありがたみであり、深いレベルの魂からくる感謝とは異なっております。心や肉体レベルで感ずる感謝は、場合によっては形式的であり、あるいはマナーやルールとして感謝をする、何かしてくれたから普通に感謝をする、これらは本当の意味の感謝ではなく、形式的なもの、つくられたもの、みせかけの感謝になります。

本当の自分はこういう見せ掛けや、いわゆる心や肉体レベルで感ずるものではなく、もっと深いところで、何かを本当にしてあげたいと思う、本当にこれは今までとは違う感覚がする、そういう深いものを感じたときが本当の自分を感じたときであり、そういう時は魂レベルで何かが目覚め、動き出したときになります。

自分は困っているときに助けてもらった、苦しんでいるときに癒してもらった、悩んでいるときにアドバイスをしてくれた、本当に助かった。そのときに心の奥底から、本当に助かった、おかげで真実が見えた、本当のことが確実に分かった、こういう気持ちがわいてきたときは、魂レベルで喜びを感じ、感謝を感じているのです。

皆さん方の毎日の人生において、この魂レベルで震えること、魂レベルで人間関係に何かを感ずる、魂が動き、目覚め、心の深いところでその人に何かしてあげたいと思う。こういう反応が魂としての自分の目覚めであり、肉体はこの魂を目覚めさせるために行動しているのです。魂は魂レベルで出会うべき人、自分と出会うべき場所が決まっており、肉体を通して出会うべき人や、出会うべき場所に連れて行ってもらうのです。

魂がいくら求めていても、肉体がそれを感ずることなく、魂の必要とする人間や場所にいくことがないと、魂は自分の願っている体験をすることができず、魂レベルでエネルギーを解放することもできず、ただの肉体人間の行動だけになってしまいます。

心の深いレベルから本当にありがたみを感ずる、本当に何かしてあげたいと感ずる、本当にたいへんだから手伝ってあげたいと思う、本当にこれは助けてあげないといけない、こういう深い心、これがだんだん分かってくると、心の深いレベルで感ずる体験が多くなっていきます。そのうちに魂の求めているところに肉体が反応しやすくなり、なぜか分からないけれどあそこにいかなければならない、なぜか分からないけれどあの人に会わなければならない。普段出会っている人、いつも意地悪をしている人に会いたくもない。

肉体ではそう思っていても、なぜか魂の深いところで、この人とは何か強いつながりを感じる。この人と離れることはできない。そういう強い思いがやってくる。声は魂が求めているものであり、魂の求めに対して、肉体はどこまでこたえることができるか。肉体がいかに魂の願っていることを行なうことができるか。

これがどんどんできるようになっていくと、いわゆる意識レベルが高くなったという表現をとっていきます。魂の心からの震えを感ずることなく、頭で何かを処理しようとする。頭で今、これが流行だからこれをこうする。皆がこうやっているから私もこうする。こういう時代になってきたからこうする。これはすべて肉体人間が自分の世界で行なっていることであり、魂にもつながっております。

魂とつながっている、魂の求めていることを肉体が行なっていく。魂の思っていることが実現できるように肉体が必要な場所へ、必要な人へ、足を運んでいく。今の皆さん方は、まずそれが始まりになります。一日、2回、3回、何回でもよいですから、魂の奥底から震えること、肉体が魂の震えを感ずること、まずそれを行なうことを目標にしていってください。

何をどうしてよいか、分からない。そう思っていても、魂が感じられない。そういう人はやはりはじめ、瞑想してみたり、あるいは心から話のできる人、自由に自分の本音を口から言える人、そういう人と出会って、本当の悩みを話してみる、本当のことをいろいろ会話してみる。

自分を良く見せようとしたり、自分をいろいろ良い面だけをつくろって相手に見せようとせずに、本当のことを話してみる。相手も本当のことを話すのをそのまま素直に聞いていく。こういったことを多くの人とやってみてください。本当の心の深いレベルで、この人は信用できる。この人の話をもっと聞きたい。こういう気持ちになってくれば、だんだん魂が動き出してきたところです。魂がだんだん感ずることをやっていき、本当に相手の心の悩みを聞いてみる。自分の悩みを相談してみる。そうやって深いレベルで魂同士をつなげていくのです。

自分が人間と話をするのが苦手、あまりはなしをする相手がいない。そういう人は動物でも自然でも、神社でも、自分が何か心が解放できる場所に行ってもよいでしょう。そして自分が心に思うこと、そのまま素直に表現してみます。普段、言いたくても言えなかったこと、自分の本当の心を山に向かい、森に向かい、海に向かい、自分の心を本当に表現してみます。

本当のこと言うことによって魂が解放され、楽になり、もっともっとつっかえていたもの、黙っていたことが口から出てくるでしょう。そうやって魂を解放させ、自由に表現できるようになると、同じような人が自分に現れてきます。同じようにどこか自然なところに行こうという誘いがやってくる。一緒に旅しようという声がかかってくる。そういう風にどこかの場所に一緒に行くことによって心が解放される。こういうことによって魂も解放されていき、それは魂が表に出るようにすることもできます。

まずこうやって魂を解放させ、肉体レベルで感ずるようにする。自分の肉体の中に魂が確実に存在し、今まで魂を閉じ込めていた、魂を表現させる。本当の魂の思いを表現してみる。こういったことを行なっていくと、だんだん自分の魂の傾向、魂の波動の好みが感じられてきます。植物が好きな魂、人間が好きな魂、教えることが好きな魂、手伝うことが好きな魂、癒すことが好きな魂、話をすることが好きな魂、自分の魂の傾向が分かってきます。

そうするとそれを行なうことによって魂が喜ぶ。これまでは肉体が喜ぶことを求めていました。みなから褒めてもらえる。みなが自分のことを注目してくれる。こういうことで自分をよく見せようとしていましたが、魂がだんだん動き出すと、魂が喜ぶことを自分もやりたいという気持ちになってきます。

教えていると、魂がどんどん良いエネルギーを広げていく。美しくしていると、魂がどんどん軽やかになり、オーラが大きくなっていく。歌っていると魂がどんどんさまざまなリズムを採り入れていく。自分が何かをしていると、魂が輝きだしていくのです。こうやって自分の中に閉じ込めていた魂を解放させ、魂を自由にさせてください。

魂が自由になると、もっともっと魂が強く動き出していき、魂が強く動き出すと魂の光や波動が肉体から確実に大きく広がっていきます。自分の魂が輝き出すと、ほかの人の魂の輝きが感じられてくるのです。この人の魂は何か、とても不思議。何かを持っている。この人の魂は私とは違うけれども、何か惹かれる。あるいはこの人の魂は私ととてもよく似ている。一緒にやるととても楽しいかもしれない。ほかの人の魂が感じられてくるのです。

ほかの人の魂が感じられてきて、お互いに協力し合うととても素晴らしい魂の光が組み合わさり、広がっていく。その喜びを感ずると、お互いにもっともっと表に出そうという気持ちが強くなっていきます。肉体的にはまったく興味のない人でも、魂に興味があり、魂同士が共鳴していく。こういう人が少しずつ集まってきて、そのうち似たような魂の傾向の人が集まりだし、協力し合ってより素晴らしいものを表現していく。あきらかに魂レベルで何かが行なわれ、何かがつながり、何か光が、何か愛が、出ていくのです。こういう感覚になっていきます。

皆さん方がこういうレベルまで達すると、宇宙や天界から見たとき、あきらかにその人たちからの魂の光が地球を、宇宙に光を出しているのが感じられ、宇宙に素晴らしい調和の光が届けられているのです。そうするとその波動に興味を持った宇宙の仲間やほかの生命たちが、この光は何なんだろう。この振動は何なんだろう。興味を持って近づいてきます。

皆さん方が協力し合って素晴らしい魂の光を出しているときに、ほかの者たちが近づいてきて、一緒になってもっと光を出してくれます。そのとき、皆さん方は何か急に魂の波動が変化し、もっと大きくなり、まるで宇宙と一つになっている、すべては私と一つになっている、私はこの世界そのものなんだ、こういう感覚を魂レベルで感じていきます。

このレベルまで皆さん方が達すると、もうこの体験を独り占めすることができず、どんどんほかの人にも伝えていく。ほかの人に自分の光や魂の波動を伝えていき、ほかの人が少しでもこのような魂の光の波動が出るように何か手伝っていく。まだ肉体だけで生きている人に、魂の目覚めがいかに大事なのか、魂が目覚めるということがいかに素晴らしいことか、どうしてもこれを伝えたくなってくるのです。そしてほかの人、ほかの人へと魂の目覚めるやり方をなんとか伝えようとする。

こういう人がどんどん増えてくると、次から次と、魂の光を輝かせる人が増えてきて、だんだん多くの人が魂の光でつながり、そして光のつながったものたちが協力し合ってとても素晴らしい光を地球から出していく。こうやってアセンションへと進んでいくのです。

アセンションをただ頭のレベルで願っていたり、願望として願っていても、アセンションは起こりません。魂が目覚め、動き出し、魂がほかの魂とつながり、素晴らしい光をどんどんつくり出し、人類が素晴らしい輝きを宇宙に表現していく。こういうことによってアセンションが進んでいくのです。

毎日の人生の中で、魂が震えること、魂が感動すること、これを常に見つけたり、創り出したりすることをおこなっていってください。毎日、夜寝るときに、今日は魂がこういうことに感激をした、今日はこういうことでほかの人の魂を感ずることができた。そうやって魂の輝きに目を向け、毎日毎日、意識するようになると、魂の輝きを小さいレベルでも感ずることができるようになり、ほかの人の魂に目覚めも感じていきます。

ほかの人の魂の目覚めが感ずるようになってくると、それをすべて自分の魂で感ずることができ、自分の魂はほかの多くの人の目覚めをすぐ感じ、そこに光を送ることができるようになっていきます。ほかの人の魂の目覚めに貢献していく。ほかの人の魂が目覚めていくのが喜びとなる。ただ肉体のレベルで生きている自分がいかにくだらない自分か。いかに盲目的な人間生活をしていたか。

魂の目覚めていない人がいくら偉そうなことを言っても、何一つ、目覚めていないこと。魂を持って生きていないこと。魂の輝きを感じていない人はまだ眠っている状態であり、魂が動いていないのです。ほかの人の魂が目覚めること、そこに協力できること、それが奉仕の喜びであり、ほかの人の魂の目覚めを封印している一人ひとりをその封印から取り除いてあげる。魂が輝くようにしてあげる。これが魂の癒しになります。

一人ひとりが自分で閉じ込めてしまった魂の目覚め。それを気づかせ、いかに魂の目覚めが大事なのか。それを教えていくことが皆さん方、光を学んでいるも者たちの使命になります。確かに自分の目覚めは大事ですが、魂はほかの人の魂と一緒になることにより、目覚めが早く進んでいきます。自分ひとりで魂を目覚めさせようとしても、やはりなかなか感動が起こることは難しいでしょう。ほかの人と何かを行なうことにより、感動が心から起こってくる。喜びが心から起こってくる。これで何かしてあげたいと心から感じる。こういう気持ちが魂の目覚めの始まりであり、皆さん方はそれをほかの人に起こしていくのです。

今、なぜ、光の学びをしているのか。なぜここに呼ばれてくるのか。魂が望んでいるのです。皆さん方が頻繁にここに来るのも、皆さん方が頭で考えてきているのではありません。魂が皆さんをここに連れてきているのです。魂が目覚めようとしているのです。魂が心から目覚め、魂が動き出したとき、ここにいる人、皆の魂が本当に目覚め、お互いの魂の光を交流させたとき、どれほどの素晴らしい喜びを感ずるか。心の深いところから、本当にあなたがいて良かった、あなたと出会えて本当に良かった。今日、あなたと一緒に時間を過ごすことができて本当に良かった。そう心から本当に感ずること。魂はそれを求めているのです。

もし皆さん方がここに来ても何も起こらなかった。つまらなかった。また怒られた。これは魂がまったく目覚めていこうとせず、心の自分だけが何かを求めてきているに過ぎません。皆さんをここに呼んだのは皆さんの魂であり、魂がここにいる人と魂でつながること、魂で交わることを望んでいるのです。そのためには深いレベルで、本当のことを話してみてください。

自分は本当は何を求めているのか。本当は何を知りたかったのか。本当は何を表現したかったのか。自分の深いレベルの本当のことを口に出してください。魂が言いたいこと、魂が望んでいることを表現するのです。これを何度も練習していくと、本当の魂の思いを口から表現できるようになり、自分は魂を生きることができるようになります。

頭で考え、無理やり頭で言葉を出すのではなく、魂が表現しようとしていることを感じて、そのまま表現してみる。まずそれを実行できるように取り組んでみてください。

以下、個人メッセージは省略します。

今日は皆さん方が自分の成長とはどういうことか、意識レベルを上げるということはどういうことか。人に奉仕するということはどういうことか。そういう基本的なことを学びながら、魂とつながること、魂を表現すること、それが皆さん方の大事な方向性であることをお話していきました。ぜひ常に魂が一緒であり、魂の目覚めのために肉体があること。これをしっかりと理解し、成長し、学びを進めるようにしていってください。それえはここまでにいたします。ありがとうございました。


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